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B3

Deep Research で市場・業界調査

問いの立て方の型と、Gemini Notebookで裏取りする流れ

更新日:2026-09-30(2026年9月時点の情報)|HUMAC 伊藤晴通

Deep Research(ディープリサーチ)とは

AIが数分〜数十分かけて数十のWebページを自分で読み、出典付きのレポートにまとめる調査機能。ChatGPT・Gemini・Claude の各社が持っている。以前は半日〜1日かかった下調べが、待っている間に終わる。

サービス無料版有料版
Gemini使える(使用量で上限)上限が大きい(AI Pro)
ChatGPTごく少数Plus以上で本格利用
Claude(Research)使えないPro以上

問いの立て方の型:「何を調べて」より「何に使うか」

要素書くこと例
① 目的調査結果を何に使うか補助金申請書の「市場動向」欄に書くため
② 対象業種・地域・規模地方の観光地にある、従業員3名の飲食店
③ 知りたいこと市場規模・動向・競合・追い風/向かい風テイクアウト需要の動向、観光客数の推移
④ 範囲と質期間・情報源の条件直近3年、公的統計や業界団体の資料を優先
⑤ 出力形式形と分量見出し付き、各主張に出典URL、最後に300字の要約
【目的】小規模事業者の補助金申請書の「市場動向」欄を書くための下調べです。 【対象】地方の観光地で営業する、従業員3名の飲食店。テイクアウト販売を強化したい。 【知りたいこと】①全国と地方のテイクアウト・中食市場の規模と動向 ②観光客の飲食消費の傾向 ③小規模飲食店にとっての追い風・向かい風 【条件】直近3年の情報。政府統計・業界団体・信頼できる調査会社の資料を優先。推測と事実を分けて書く。 【出力】見出し付きのレポート。すべての数字と主張に出典URLを付ける。最後に申請書向けの300字要約。

調べっぱなしにしない:裏取りまでの流れ

Deep Researchで下調べ出典付きレポートを作らせる
公的データを人が足すAIが拾いにくい一次情報(B4)。どの統計を当たるかは専門職の腕の見せ所
Gemini Notebookで裏取りレポートと公的資料をまとめて入れ、矛盾を点検させる
本人の言葉に直す強みや想いは、ヒアリングでしか出てこない
(Gemini Notebookで)登録した調査レポートの中で、公的統計の資料と食い違っている数字や記述はありますか?食い違いがあれば、両方の出典を並べて示してください。
(Gemini Notebookで)この事業者の市場動向を300字でまとめてください。各文の根拠となる資料を示し、公的統計を優先してください。
ポイント:AIの調査結果を、RAGで裏取りする

Deep Researchは広く集めるのが得意、Gemini Notebookは資料に忠実に答えるのが得意。「広く集める → 資料に閉じて確かめる」の2段構えが、根拠の厚い支援の型になる。

注意
  • Deep Researchの出典は必ず開いて確認する(出典があっても、読み違えていることがある)
  • 数字は年度と定義(売上か出荷額か等)をそろえる
  • そのまま申請書に貼らない(→ D2)